パーラメンタリーディベート ゲーム開始前

パーラメンタリーディベート ゲーム開始前
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英語学習にとってもおすすめで、私がいま夢中になっているパーラメンタリーディベート(Parliamentary Debate, 以下、ディベート)について紹介する連載です。

前回は概要、議題(motion)、与党(Government)と野党(Opposition)について紹介しました。
今回はゲームの流れを時系列でご紹介します。

与党(Government)と野党(Opposition)のチーム構成

基本的には2人一組でチームを作ります。
Government は、Prime Minister(首相, 以下 PM)、Member of the Government(与党議員, 以下 MG) の二人です。

Opposition は、Leader of the Opposition(野党党首, 以下 LO)、Member of the Opposition(野党議員, 以下 MO) の二人です。

 

ゲーム開始前の準備

議題(motion)が発表され、Government, Opposition の割り振りが終わると、20分間の準備時間(preparation time)が与えられます。
Government, Opposition は別室に別れて、これから始まるディベートの準備を行います。
要は作戦会議です。
相手に手の内を見られると不利なので、別室で行うわけです。

preparation time では、

  • 議題の曖昧な部分の定義(difinition, Governmentのみ)
  • 議題を肯定または否定する主の理由(team line)
  • 争点(argument)を2〜3点

をあげます。

前回あげた議題を例にすると、
This house believe that EU countries should accept mandatry quota of refugees.
(EU諸国は移民を一定数強制的に受け入れるべきだ)

  • 【定義(definition)】
    ・難民はシリアからの難民に限定しよう
    ・各国の経済状況、居住可能面積によって受け入れノルマを決めよう など
  • 【主の理由(team line)】
    シリア情勢が不安定な中、緊急措置的に受け入れないと人道(治安)上よろしくない など
  • 【争点(argument)】
    ・EUという国を超えた概念
    ・治安維持
    ・人道上の観点 など

そして重要な点としては、準備時間にはインターネットや紙媒体を使って、議題についての情報収集を行うことができません。

議題についてどれだけの情報を知っているかではなく、自分の知っている情報でどう論理展開してくか、ということが重要です。

とは言っても、やはり知識があると説得力が出るので、良い議論ができます。
私は新聞だけでなく、NEWS PICKS というニュース共有サイトのコメント欄を読んで、「こういう考えできるんだ〜」というアイディアを仕入れています。

まとめ

ゲームが始まる前の準備時間(preparation time)は非常に重要です。
ここでチームのスタンスにブレが出ないよう、パートナーとよくすり合わせておくことが大事。
また、後日詳しく説明しますが、争点(argument)を挙げるタイミングには制限があるので、自分たちのスタンスをより効果的に証明できる争点をこの準備時間中に出して取捨選択しておけるかも大切です。
正直、私自身がディベートを始めてまだ2〜3カ月で、まだあまりうまく準備時間を使って議論の組み立てができないのですが、慣れもあると思うので、練習を積んでもっとうまくなりたいな〜と思っています。

次回はいよいよ、ゲーム開始です!

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